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なによりも自分のためのブログ

これまでに考えてきたこと、ふと思いついたことを発信していきます。

自己の価値観を探る重要性

 自分を知ることは難しい。他人のことならば自信をもって分析したり批判したりできてもいざ自分がどんな人間なのかを考え始めるとなかなか冷静に、客観的に考えることが難しくなる。どうしても自分を否定することは難しく、感情的になってしまう。自分の選択や考えを正当化したくなるのが正直なところである。イソップ物語の狐がブドウをすっぱいに違いないと自分に言い聞かせたように、認知バイアスが働いてしまうのだ。

 しかし、自分自身がどんな人間なのか、特に自分の価値観がどういったところにあるのかを知ることは重要である。自分がどんな人間なのかが分からなければ、自分がする選択が確かに自分にとっては良いものだったと納得感を持って受け入れることは難しい。そうなると、精神的に不安定になり、思考力や生産性は落ちるし、周囲の人間の意見を素直に聞くこともできなくなり、総合的に見てマイナスの影響しか及ぼさない。

 自分の価値観を知るには過去の自分の経験を丁寧に振り返り、自分がとった行動や意思決定を分析する必要がる。自分が当時持っていた問題意識や、意思決定の時に重視した点を振り返ることで自分がどんなことに重点を置いているのか、惹かれるのかを言語化していく必要がる。そうした過去を振り返りながら自分の中にある軸を探っていくことが求められる。

 自分の根底にある価値観という軸が言語化されて、納得感を得られるほどに精査されて掘り下げられると自分の意思決定に自信を持つことができる。周囲の様々な意見に対して、必要以上に影響をうけなくなる。こうした自分の価値観を明確に認識することこそが、キャリアを歩む上で重要であり、基礎となる。だからこそ、就職活動において形骸化している自己分析とは重要なステップであり、それをないがしろにすることは危険なのだと言える。

 

以上