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なによりも自分のためのブログ

これまでに考えてきたこと、ふと思いついたことを発信していきます。

文章力を高めるためには

「なるほど」と相手を納得させることができる文章を作成できる能力は、今日、より重要となってきています。メール、SNSやブログなどテキストベースでのコミュニケーションが活発になっているのが現代だからです。

しかし、こうした文章力は学校教育で体系的に教育されることはなく、各自の努力によってでしか身に着けることができないのが現状です。小学校での作文の時間はとりあえず自分が思ったことを書き連ねればよく、自分の考えを整理して読み手に伝えるという視点が重視されていません。また、国語の授業でも、読解に重きが置かれており、自分の考えを文章という形でアウトプットする時間はなく、そのノウハウが教えられることはありません。僕の経験上では、大学で卒論を各段階で初めて、章立てや論理構成といった文章の組み立てを考えて伝わる文章を書くという意識を強く持つようになったと思います。

それでは具体的にどんなことに取り組めば文章力を高めることができるのでしょうか。文章作成能力が高い周囲の人たちを観察してみるといくつかの特徴があると思います。

  • 多くの書く経験(ブログ、論文執筆、小説執筆)をしている
  • 1つの文章を見直し修正するという繰り返しを徹底的にやる経験をしている
  • 読書やブログを読むなど、多くのテキストに触れている

また、漫然とブログを書いていたり手当たり次第に読書をしても効率は悪いと思いますので、僕なりに注意すべき点を挙げます。

  1. 文章の構成を確認する
  2. なるほどと思った言葉の選び方をチェックする
  3. 文章全体のメッセージとそれを構成するパラグラフごとのサブメッセージを確認する

1.については、読んでいる文章や書いている文章がどんな論理構造になっているのかを確認するということです。「背景から始まり書き手の問題意識をの出てその解決策といった流れで書かれている」というように把握することを目指します。これが分かると自分が文章を書くときにも整理して書くことができるようになります。

また、構成がいいだけではなかなか読み手を納得させる文章を書くことはできません。自分が伝えたいことを的確に表現するワードを選択して、文章に組み込んでいく必要があります。そのためには、2.のように日常的に上手いと思う言葉の使い方や言い回しをチェックして自分の頭の中にストックしておく必要があります。

最後に3.です。文章を書いていると、結局自分が何を伝えたかったのか、自分の意見の中心的なメッセージを忘れて、単に文章を書き連ねることに満足してしまいがちです。書きながらも適宜、一呼吸おいて自分の文章を客観視する必要があります。文章全体で伝いたいことは何か、それは伝わっているのかをチェックします。また、全体のメッセージを伝えるために各パラグラフではどんなことを伝えるのか(サブメッセージ)を確認してチェックすることで、自分の文章の目的を見失わないように気を付けます。

これらを気を付けるだけでも随分と文章力は向上すると思われます。しかし、なにより大切なのは試行錯誤を自分で繰り返すことです。自分の頭で考えて、それを文章という形でアウトプットする。そしてそれを見直して修正する。言いたいことは伝わっているのか、もっといい表現はないのか、と自問自答しながら試行錯誤を繰り返す、こうした地道な積み重ねが大切なのだと思います。

 

以上